民主党の岡田幹事長にむけて、理学療法士協会、作業療法士協会、言語聴覚士協会の
3団体にて、廃用症候群(生活不活発病)予防の対処について、要望書を提出しました。
要望事項および要望理由は、以下のとおりです。
1.要望事項
① 厚労省を通じて避難所へ廃用症候群予防に関する具体的な指示をお願いしたい。
② NHKや公共広告機構を通じて避難所での生活や運動の在り方を周知願いたい。
③ 仮設住宅の建設にあたっては量的確保が優先課題ですが、仮住まいの長期化が
予測されることから過去の反省に基づきコミュニティー作りの視点をお願いしたい。
④ 上記活動に必要があれば上記3団体で協力いたします。
2.要望理由
① 廃用症候群は約2週間で発生し、その回復にはより多くの時間と労力を要します。
② 現状のままでは収容虚弱高齢者の重篤化が確実に発生します。
③ 寝たきり高齢者の増加は災害復旧に当たって大きな負担増となります。