2011年5月14日土曜日

【災害ボランティア】宮城県での災害支援活動報告 5/12-5/13

(宮城県北部地域での活動状況)
512日(木)
AM 終日、以下避難所においてリハニーズの調査および継続者の対応
PM 同上。
※小原木中学校では、奈良県医療チームの医師・看護師が常駐しており、情報の提供およびアセスメント時に同行して頂いた。今までリハビリとしての介入の少なかった避難所でのリハニーズの調査を実施。

       
513日(金)
AM 気仙沼中学校
PM 気仙沼市民会館、気仙沼小学校にて活動実施。
※気仙沼小・中学校および市民会館には、他県からの医療チームが入っていて、入居者についての把握と引き継ぎが手厚く行われていた。
※気仙沼中学校は、今回活動した避難所の中で、最大数の被災者を受け入れている避難所。体育館だけでなく教室を利用しており、中学生の授業は、他の教室で通常通り行われていた。


宮城県北部地域における5/9()5/13()活動概要

<介入避難所件数>
16ヵ所(学校・公民館・防災センターなど)

<リハビリ支援対応者数>
つなげ表からの対応:21
継続対応:25
居宅訪問:3

1人に対する対応時間>
20分を目安(30分以上要したこともある)

<チーム人数・チーム数>
・避難所内に入ってから単独で活動
・避難所内を2人組で活動。
・避難所保健師さんと一緒に活動(保健師さんからのつなぎの対象者)。
2つのチーム(3人~4人)に分かれて別々の避難所で活動。

<避難所での手順>
事前に避難所の保健師(常駐している場合)に連絡を入れる。
事務にて気仙沼保健福祉事務所からのリハビリ支援であることを伝え、保健師や看護師などからリハビリつなぎや対応者の情報を得る。医療チームが常駐してる避難所では、医師や看護師に直接、確認を取ることもある。
了承を得てから、活動開始。入居者の位置表がある避難所では、それで名前を確認しながら行う。ない場所では、避難所スタッフに確認・誘導していただきながら行う。それもない場合は、直接、入居者に声かけして該当者を探して行う。避難所や各部屋を訪室した際に、気仙沼保健福祉事務所からリハビリの支援で来たことを自らアナウンスしてから介入する。
対応後、保健師や看護師に内容を簡潔に報告後、退室する。

<つなげ表・対応表の記録>
対応しながら記載する。
あるいは、次の対応を行う前に、避難所内で生活の妨げにならないところで記載する。
保健師への報告前に数人まとめて記載する。
夕方、保健福祉事務所や健康管理センターにて記載するが、書類作成時間はほとんど無いので原則、その場での書類作成が望ましい。