2011年6月1日水曜日

【災害ボランティア】宮城県での災害支援活動報告 5/24-27,5/30-5/31

(宮城県北部地域での活動状況)
○525日(水)
主な活動内容:
AM 在宅訪問と避難所巡回の2つに分かれて活動。震災後から
寝たきりとなった方の介助指導を実施。
PM 午前と同じく、2つに分かれて活動。避難所では動作確認を中心に実施。
:気仙沼は震災前より訪問リハビリサービスがほとんど提供できない
状況であった。そのため、今回の災害リハビリ支援活動は、
デイサービスなどにつなぐことを主目的に関わった。
今回訪問した5件中、4件はデイサービスを開始しているが、
施設が被災した影響で、通える頻度は十分とは言えない。

○526日(木)
主な活動内容:
AM 鹿折中学校、浄念寺にて活動。
歩行動作確認や看護師から臥床傾向の方の評価を依頼され実施。
PM 小原木中学校、唐桑体育館、中井公民館にて活動。
動作確認やサポーター・腰椎ベルトを提供。
※:避難所で生活している方は、デイサービスに通い始めていたり、
仮設住宅に移り始めている。医療救護班も徐々に避難所から撤退して
いく予定であり、今後はより地域リハビリテーションチームの
役割が大切になってくると考えられる。

○527日(金)
主な活動内容:
AM 気仙沼中学校にて、山形大学医学部附属病院の方々と合流し活動。
杖や杖ゴムを提供。避難所の介護チームに介助指導を実施。
PM 気仙沼公民館やホテル観洋で活動。
生活不活発病予防のための体操指導を実施。
:二次避難所(仮設住宅に移るまでの一次的な避難所、
ホテルや旅館などを利用している)では、プライバシーは守られているが、
人とのつながりが希薄となるなど、一次避難所とは違った課題が浮上して
来ている。今後も引き続き、生活不活発病などへの対応が大切である。

○530日(月)
次班に引き継ぎ完了
主な活動内容:
AM : ミーティング後、2グループに分かれて、一次避難所と在宅、
二次避難所(ホテル)にて、災害リハビリ支援活動を実施。
PM : 同じグループで同様の活動を行う。

○531日(火)
AM :ミーティング後、2グループに分かれて、一次避難所と仮設住宅、
別グループは二次避難所(ホテル観洋)で、災害リハビリ支援活動実施。
PM : 一次退避所グループは場所を変えて災害リハビリ支援活動を実施、
二次避難所グループは、午前同様の場所で災害リハビリ支援活動
実施後、医療支援クラスター会議に参加。