2011年6月14日火曜日

【災害ボランティア】宮城県での災害支援活動報告 6/9-6/10

(宮城県北部地域での活動状況)
○69日(木)
主な活動内容:
AM : 避難所(気仙沼中学)にて1名、同じく気仙沼中学の仮設にて1名に
災害リハビリ支援活動実施。また大谷公民館仮設住民1名に椅子を送付。
PM : 避難所(市民会館)2名、在宅1名に対し災害リハビリ支援活動実施。
また2次避難所(ホテル観洋)にて同上。
  仮設での生活が始まり、椅子やシャワーチェアーなどの設置希望あり。今後は生活を支える視点が重要になると思われる。地域への伝達として、セラピストのいないデイサービスなどが多いため、他職種への伝達が重要。

○610日(金)
AM : 陸前高田の鈴木旅館から仙台拠点へ移動。
PM : 仙台拠点にて、次班への引き継ぎを行った。
※  次班へ引き継ぎを行う。全国から集まっている為、
   周辺の道路事情を知ることが円滑な活動に寄与する。
   実際に見て回れる日曜日に周辺の確認を行うことが有益である。
※ 引き継ぎ内容
・活動内容:基本的には訪問リハビリと同じように、利用者さんの継続的な生活を支援することに重きを置く。また、元々医療・リハビリ資源の少ない地域であり、リハビリの専門職が少ない状態に戻ることが現状復帰であるということを踏まえ、利用者のニーズを捉えた上で臨機応変な対応が必要となる。また、家族やデイサービスなどの支援者自体も被災者であり、それぞれへの負担も考慮に入れた対応が必要となる。
・生活環境:宿泊先は温泉旅館であり、他のボランティアの方や避難されている方もいる為、生活態度には配慮が必要。また、WiFiなどの通信機器は圏外になる為、使用は困難である。
・必要物品:今後仮設の環境調査が多くなると思われるので、メジャーは必須であると思われる。